アメリカテキサス州で儲かっているラーメン屋5選。ダラス、ヒューストン。

私がテキサス州ダラスに住んでいて、ダラスの情報をよく知っているので、ダラスのラーメン屋さん、日本食事情についてまとめました。

アメリカラーメン、テキサスダラス、ヒューストン

 

Q1. ダラスにかけて、 人気のラーメン屋さんを少なくとも5つ

 

  1. Wabi House わびハウス

[メニュー]

とんこつラーメンが売りのお店で、味はさっぱり。このとんこつラーメンは比較的細麺で、硬さはやわらかめ。その他のメニューのラーメンは太麺でした。そのほかに、夏には冷やし麺もやっていました。

カクテルや、日本酒、ビール、ワインも置いてあって、ラーメン屋とバーが融合したような感じです。

[店内]

店内は画像の通り、木が使われていて、落ち着く印象です。テーブルのほかに、カウンターは日本のラーメン屋でみるカウンターではなく、バーのような感じです。

[Link]

Wabi House わびハウス

 

  1. Ten Ramen テン ラーメン

[メニュー]

とんこつやまぜ麺が売りでしょうゆラーメンがおいしいです。他の店に比べると器が小さく、食べやすいです。

味は少し濃いめで、麺は太いです。

[店内]

この店が、他のラーメン屋と全く違うのは立ち食いのスタイルをとっているところです。

アメリカで、他に立ち食いのお店を見たことがありません。お客さんは賛否両論です。日本とし            違って、全く親しみがないので入り口まできて、驚いて帰る、という人もしょっちゅうだそうです。

パネルで注文。店内の中はとても明るく、モダンな感じです。洋風です。スターバックスのように、

料理ができたら、名前で呼ばれます。

[Link]

Ten Ramen テン ラーメン

  1. Ramen Hakata ラーメン 博多

[メニュー]

とんこつ、細麺が人気。日本の博多ラーメンのお店をそのまま持ってきたって感じです。

他にも、野菜みそラーメン、ピリ辛みそラーメン、にんにくラーメンなどあります。サイドメニューに

はたこ焼、肉まんを、ハンバーガーのようにしたものもありました。

[店内]

店内も、いわゆる、日本で見られるラーメン屋さんに近い感じで、木を使ったけれど、天井が

日本のように低くないので、オープンな感じのすっきりした雰囲気です。

[Link]

Ramen Hakata ラーメン 博多

  1. Maru Ramen マル ラーメン

[メニュー]

“Super bowl” とよばれる、大盛のラーメンもオーダーできて、とっても評判がいいです。

こちらもとんこつラーメンがうりです。ですがふと麺で、クリーミーな味わいです。

鍋焼きうどんも売っています。結構塩気が強いです。

あとは前菜で、上げ豆腐やこちらも、肉まんをハンバーガーのような形にした(写真)ものもあります。

[店内]

とてもシックで、落ち着いた感じです。日本のラーメン屋さんのような色使いではなく、壁はコンクリートの灰色と白、薄めの木のテーブルを使うことによって、モダンな感じがします。

[Link]

Maru Ramen マル ラーメン

  1. Monta Ramen

[メニュー]

とんこつしょうゆラーメンが人気です。中細麺で、そんなにこってりしてないです。ですが、一緒にいった友達は重い、といっていました。冷やし中華もあります。 前菜にたこ焼き、そして、日本の

ラーメン屋のようにから揚げ、チャーハンなどもあります。

[店内]

店内は日本のラーメン屋さんのように、濃い茶色の木をつかったこじんまりしている場所です。

[Link]

Monta Ramen

  1. Hanabi Ramen

[メニュー]

やはり、とんこつラーメンが売りです。居酒屋のスタイルをとっているので、居酒屋メニューとして、海老やイカのてんぷら(アメリカ人は大好きです。)や、餃子、牛丼、枝豆などもあります。

[店内]

店内は和と洋が混ざった感じです。バーのようなカウンターもあります。

[Link]

Hanabi Ramen

 

 

アメリカテキサスダラス ヒューストン ラーメン日本人

 

 

Q2. ダラスで 日本人がラーメン屋さんを今後開業する場合、 成長市場か。

 

個人的に、とてもいいとおもいます。

理由は、1つは、ダラスは、ニューヨークほど、ラーメンブームとわれるほど、まだ認知度がないからです。また①をみてもわかるように、売りはとんこつラーメン、そのほかに、味噌、しょうゆ、ピリ辛、が王道です。裏を返せば、まだ、「アメリカ人の好む味」という視点から、さらにいろいろなバリエーションの可能性があります。

 

二つ目は、個人的に、アメリカでのラーメン市場は、寿司と違って、まだ、その名前自体に、ブランドとしての威力がありません。というのも、アメリカでの “Sushi”は日本の寿司とは全く違います。アメリカのすしレストランは、アメリカ化されていて、1つのSushiの皿を頼むと、6~8個、同じ種類のが乗ってきます。また、日本のように、サーモンだけが寿司に乗っている、ということはほぼなく(メニューにはありますが、頼んでいる人を見たことがありません。)いろいろな食材をまぜて(クリームチーズ、サーモン、アボカドで1つの寿司)作ってあります。という点から、アメリカのSushiは名前は寿司でも、Sushiというもの自体にブランドとしての威力があります。

ラーメン市場は、今人気とはいわれているものの、まだまだ、ラーメン自体を知らない人もいますし、味も、日本のものと同じです。

もし、ラーメン市場に、寿司と同じように、「アメリカ化」されることができるのなら、かなりポテンシャルのあるマーケットです。

 

三つ目は、ダラス、というロケーションです。今ダラスはビジネスの町、と呼ばれるくらい、ビジネスの機会であふれています。 カリフォルニアからもたくさんその機会を求めて、人が移り住んでいるくらいです。どこもかしこも家を建て途中で、この先人口が増えることは間違いないです。この間もトヨタの本部がダラスにできました。それによってたくさんの人が流れ込んでくるのもまちがいないです。なので、顧客をビジネスマンに絞ったりすることもできると思います。

 

以上三つの理由から、ダラスはとてもいい成長市場だとおもいます。

 

Q3. 現地では、どんなラーメン屋さんが流行っているか、味と店舗スタイル、日本にないサービス。

 

 

1. 人気店の中で、売りにしているラーメンの味がとんこつに偏っているのがわかります。味はやはり全体的にこってりしたものが多いかと思います。

2. 大まかに二種類のラーメン店があります。1つは日本のラーメン屋のスタイルをそのままアメリカに持ってきた店と、二つ目は日本とアメリカの融合で、少しおしゃれに、バーなどのサービスで、ワイン、カクテルもサービスして、店内も落ち着いた感じに、客層も昼よりも夜狙っているお店です。

日本にないサービスといえば、やはり、ラーメン屋とバーの融合です。少し高級なイメージがあるところもあります。これは、アメリカのSushiレストランにも見られることです。洋風のバーで寿司を食べながらワインを飲む、という人もいます。

 

あと、日本とすこし違うのはこっちの人はラーメンなどを食べる前に、前菜をたのむのが主流です。

前菜といっても、揚げ物(エビフライやイカリング)や、手羽先(チキンウィングス)など、ヘビーでこってりしたものが多いです。意外だったのが、枝豆を前菜や、サイドメニューで出しているところはおおいです。

また、餃子はアメリカでも人気です。

 

もう1つ、サイドメニューで、日本では見ないもので、肉まんをハンバーガーにしたものをよくみます。この白い生地は肉まんの生地で、中はポークとかがはいっています。このスタイルは結構見ます。

とても人気です。(肉まんのことを英語で、 Bunなどといます。)

Chashu Bun などといいます。(種類豊富)

 

Q4. ラーメン屋、うどん屋、そば屋だと、どれが流行っているか?

 

アメリカでは「ラーメンブーム」といえど、うどんやそばの存在、ましてや、ラーメンを知らない人すらいます。うどん屋、そば屋は正直あまり見たことがありません。ラーメン屋ですら、寿司屋とくらべると圧倒的に見ないです。日本食といえばやはり寿司で、最近は、「え、Sushiって日本の料理だったの?」という外国人もいます。ということは、いかに寿司屋が、日本食の寿司とはことなり、独立した、Sushi としてのイメージが海外に生まれつつあることがわかります。

 

けれど、1つ私がしっているお蕎麦屋さんがあります。

この、Tei – en (Tei – en そば屋)というお店は、そば屋さんです。名前の通り、少し高級な感じのイメージのレストランです。厚いそばと、冷たいそばが食べれる、というのでとても評判です。

 

しかし、うどんやそばを食べる機会がないのか、といわれるとそうではありません。

Sushi レストランや、ラーメン屋さんでも、その他のメニューとしてうどんやそばがあります。そのときはUdonやSobaと表示してあるときもあれば、Noodle(麺類)をだけ表示してある場合もあるため、どのくらい認知度が低いかがわかります。そしてだいたい、Sushiレストランのサイドについているうどんなどの味は、正直言って最悪です。あだ、日本のインスタントのうどんを作ったほうがいい、とおもうこともあります。

 

Q5.  他に流行っている、日本の飲食店のスタイルは?

 

他にはやっている日本食のスタイルは先ほども述べたように、日本食をいえばまず、寿司です。けれど、もはや日本食としての寿司ではなく、もう独立した、もう1つの別の料理のようになってきています。

 

ということで、さまざまなSushiレストランのバリエーションを紹介します。

 

①寿司屋とバーと融合させたもの。Sushi Bar とこっちでいったりします。いわゆる、和と洋の融合ですね。とても人気で、オーソドックスなスタイルです。普通の洋風のバーで寿司を食べるイメージで、居酒屋とは違います。

  • バイキングスタイル。こちらも結構見ます。寿司をはじめとして、ラーメンやうどん、そばなどもセルフサービスで、自分で好きなだけとって食べます。デザートにはケーキ、チョコレートフォンデュなどもありました。
  • 目の前で調理するスタイル。ダラスに、Hibachi (URL: http://hibachidining.com/website/ )というとても有名な、日本食のステーキハウスがあります。これはみんな知っていて、注文したら、目の前で、調理してくれます。パフォーマンスとしての要素もあるので、とても楽しめます。

Hibachi

 

 

 

そのほかにも、アメリカのラーメン屋で気になったことや、外国人の友達から言われたことも乗せておきますね。

 

・箸の使い方がわからない。(アメリカのラーメン屋やすし屋に、箸しかおいてないことが多く、多くの私の友達が、フォークとナイフを頼んだけれど、ナイフがなくて、フルーツないふのようなものがでてきたことがありました。箸を使うことを楽しむ人もいればそうでない人もいるので、細かいところの配慮は必要だなとおもいました。)

 

・日本のラーメン屋でよく、料理が出てくるのがはやくていい!!と聞きます。

 

・日本酒・・・、?アメリカで日本酒のことを、Sakeといいます。多くの友達が日本酒を試して、なんか微妙、嫌いじゃないけど、もう飲まない、という意見を多数ききました。