消費税0%!グルテンフリーのレストラン、ベジタリアン・フィットネス アメリカの移住人気都市ポートランドとは??

日本人の移住先に適しているのは?

 

サンフランシスコと移住・投資比較

 

設立されるビジネスによりますが、私の感覚では設立コストや居住費がサンフランシスコより安く、新規ビジネスの企業や新しいコンセプトをトライするには、ポートランドが適しているかと思います。

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サンフランシスコ

 

人口 884,363、人口密度は全米で5位。平均高収入のランクは全米7位。($110,418)アジア系の人口(主に中国人)が30%強、白人社会だが、他人種が集まり、日本人にも住みやすい都市。小さいが、日系コミュニティーもあり、食料品等にも不便なし。健康思考も強く、自然食品系のスーパー、レストラン等、チョイスは多し。

 

基盤はサービス産業。観光、金融、コンサルタント、旅行等のサービス業が主。ホームレスの問題は未だにあり。ベイエリアからの通勤に関しては、重い渋滞あり。ただし、公共交通機関 (バス、Caltrain、BART、ライトレール)がそれなりに発達しているため、車を避けての移動も可能。

観光名所も多く、また、アートや音楽、バイキングやハイキング等、日本人にも親しめるアクティビティーは多々あり。空港は、SFOとサンノゼ、オークランドより全米に移動可能。

 

シリコンバレーを中心したIT系の企業は成長を続けているが、物価が高く、高収入でも、支出が多いことは難点。不動産は特に上昇中。

 

ポートランド

人口 639,863、人口密度は全米で25位。 Nike, Adidas, Columbia Sportswear, LaCrosse Footwear, Dr. Martens, Li-Ning,[134] Keen,[135Hi-Tec Sports、インテル、Y&Kennedyなど、日本人に馴染みが深いブランドの本拠地。マイクロソフト、任天堂などがあるシアトルにも近く、近年は都市づくりのお手本として、日本からの視察団も多く訪れている。

 

シリコンフォレストと呼ばれる地域は、日系企業の駐在員とその家族が多く在住、サンフランシスと同様、日系コミュニティーもあり、食料品等にも不便なし。健康思考も強く、自然食品系のスーパー、レストラン等、チョイスは多し。

 

サンフランシスコ程の観光名所はないが、数時間以内にハイキング、バイキング、スキー、温泉、ビーチ等に行くことができ、ワイナリーや地ビール、コーヒー、お酒、ウォッカ、ジンなどのお酒なども盛んである。近年は他州から移住して、地ビールやワイナリーのビジネスを始める実業家も増えている。また、ポートランドは新しいビジネスを試すテストマーケットとして適している。

 

物価は、まだサンフランシスコと比べると安いが、近年他州からの移住が増え、現在全米でも急速に特にハウジングマーケットは上昇中。音楽、アートも充実している。

 

ポートランドの繁華街

パール地区:この15年で急成長した地区です。以前は倉庫街だったのですが、現在は、高級コンドミニアムが立ち並び、お洒落なレストランやブティック等が集まるエリアになりました

ホーソン地区:ポートランドのキャラクターを象徴するエリアで、ポートランドの地元の人が集まるエリア。

 

NEポートランド、アルバータ地区:治安が良くなり、近年急速に成長しているエリア。

 

サウスウォーターフロント:OHSUの勤務医や日本からの研究者が多く在住。ダウンタウンにも近く、観光スポットの一つでもあるエリア。

 

その他も、ニーズに応じて説明できるエリアがありますので、お尋ねください。

 

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東京と比べた物価の違い。税制の違い。

 

サンフランシスコの物価は東京に近いです。消費税は8.5%。所得税は1.5%。

ビジネスによって、税金が違うので、詳細を知りたい場合は、後日お問い合わせいただければ、あらためて調べます。

 

What Is the True Cost of Living in Portland, Oregon? ポートランド、オレゴンの生活費

 

 

オレゴンは消費税がないのが、大きな違いで、州外から大型の買い物をしにきます。例えば、隣のワシントン州は、不動産の税金がないので、居住をワシントン州、買い物をオレゴン州。所得税は収入により5−9.9%と幅があります。また、ポートランド市はアート&教育税、自転車道などを整備するための税金、ライトレール等の公共交通機関に対する税金もあります。

 

 

法人登記について

個人事業の場合は、市民権あるいはグリーンカードホルダー出ない場合、ビジネスを登録することができませんが、日本の親会社の子会社の場合は問題はありません。日系だということで特別に優遇されることはいづれの都市でもありませんが、会社を設立することで、従業員を雇う際に、マイノリティー、身体障害者、女性、高齢者等のカテゴリーで税金を緩和する場合があります。

 

ポートランドに関しては、スタートアップ事業への支援コミュニティーがいろいろとあり、私もいくつか所属していたので、ビジネスによっていはお薦めすることができます。

 

日本にあって西海岸にないもの

 

日系のスーパーが両都市ともあるので、食材、雑貨、化粧品、書籍等手には入りますが、高いです。日本に帰ると、かなり買い出しをしてきます。特に化粧品と調味料や乾物等は必須です。また、無印やユニクロの進出でこちらでも人気が出ていますが、などシンプルであってかつオシャレとみなされる商品、可愛い雑貨等は断然日本が優勢です。(例えば、お弁当箱とその中に入れる物、箸、保冷バッグ等)また、炊飯器、圧力鍋や納豆メーカーヨーグルトメーカー等、日本ならではの優れた商品は駐在の家族の方にはマストアイテムで、帰国組が出るたびに争奪戦です。

 

西海岸にあって日本にないもの (ポートランドに関して報告します)

 

特に東京にお住まいの場合、手に入らないものはほとんどないと思いますが、食材でいえば、加糖されていないドライフルーツやナッツをよくお土産に頼まれます。また、地ビール、ワイン、コーヒー、ローカルで作られた商品等も人気です。ポートランドは、自転車やその器材、アウトドア系のブランドやグッズも人気です。

 

最近は日本でも多々見られる、ビーガン、グルテンフリーのレストラン、ベジタリアンのレストラン。ジュースバー等は日本方からよく聞かれます。フィットネスジムは、ヨガ、ピラテス、バーメソッド、クロスフィット、キックボクシング等、プライベートからフランチャイズまで、沢山のチョイスがあります。また、食材配達サービスがかなり増えています。忙しいシングルペアレンツや働き盛りの独身者対象に週に3食分の材料と簡単な説明をつけて、外食に頼らないヘルシーな食事をすることを勧めているサービスです。私も4−5種類試しました。

日本からアンティークや食器を買い求めるバイヤーさんが年に2回ほど来ます。こちらの定価で買っていかれるのですが、それでも日本では売れるそうです。

 

ポートランドvsサンフランシスコ ビジネスに関するメリット、デメリット

 

人工密度でいれば、サンフランシスコが勝者です。またシリコンバレーに近いことは大きいと思います。ただ、スタートアップコストに関しては、ポートランドが安いかと思います。また、先にも述べましたが、ポートランドは新しいコンセプトや商品をテストするマーケットに適しており、NYやLAへ進出する前にPOP-UPを展開するブランドもあります。逆に、近年はNYやカリフォルニアから移住してくる事業家もおり、特別にベイエリアでなくてはならない理由がなければ、ポートランドはビジネス・プライベートでも居住に適していると思います。

 

ポートランドに関して:

 

サービス:空港からの宅配サービスがあれば助かりますが、現在のUPSやFedExでは、紛失や破損の心配が多く、日本のようなサービスが確率できればいいのですが。

日系コミュニティー向けの弁護士、会計士、歯科、不動産等のサービスは常に必要です。また、ポートランドは日本人スタイリストが少ないので、ヘアーサロンは2ヶ月待ちは普通です。

 

私は、日本からの視察団の同行、物産展や展示会のサポートを行っています。

 

フィットネス:フィットネスに関しては、やはりアメリカのほうが先をいっているかと思いますが、整体やマッサージ等のサービスは良いと思います。

 

レストラン、飲食店:日本の居酒屋(気軽に試せる価格設定で)コンセプトはまだ、人気です。ポートランドはこの数年ラーメンブームですが、割高です。日本酒もヘルシーなアルコールとして人気です。

 

IT系:NYやベイエリアからソフトウェア関連、セミコン関連、有名スポーツブランドの企業が支店を構えています。Intel,Yahoo,Netflix,Amazon,Microsoft、Nintendo、Nike(本社)、Addidas,Colombia Sports(本社)など。

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