<イマドキ東大生 針間貴己>どのビジネスも根幹は同じで、どれだけ多くの人に喜んでもらえるか。
針間貴己
東京大学理科三類に成績上位入学。出身は東京で、東京トップクラスの進学校である、筑波大学付属駒場高校を卒業。将来、医療関係のビジネスを世界規模で広げて行くために、
現在は学生起業家としても活動しています。最近では「イマドキ東大生(イマ東)」として、テレビやメディアなどでも注目を浴び、その人気は瞬く間に全国区に広っています。
要チェックの東京大学学生さんです。
学生起業を推奨している『針間貴己さん特別インタビュー』公開です。
◆ なぜ、東京大学を選んだかと言うと、
進学でアメリカの大学と迷っていて結果、東京大学に決めました。
日本の中で行ける能力があるのなら東京大学に行くというのは、普通の考え方だと思います。
東京大学のメリットは、総合大学なので、全般的にあえて特化していないと言うことが良いですね。
医科歯科大などは、医療関係者しかいないから、私がやりたいビジョンにとって世界が広がらないということです。ビジネスに興味があって、医療系でベンチャー企業を立ち上げたいという想いがあります。
医療関係者しかいないよりも、経済とか工学とか、色々な人と出会うことを望みましたし、そういった環境で成長を求めました。
◆ イメージしている医療の事業は、
Googleのハッカソンで審査員特別賞を頂いたプロジェクトもあるのですが、それはまた公開するとして。
アメリカと日本では医療技術が違います。医療の新技術を日本に逆輸入して社会貢献したいという想いがあって、例えば有名な話だと、ある大手企業の創業者はイタリアから美容
技術を持ち帰って、日本に美容技術を広めた、という話もあります。新技術を使ってより多くの人の助けになることをして行きたいし、特に医療事業で良いことは、収益を上げる
ということで、それだけ多くの人が喜んでくれている、多くの人の健康を手助けできているということなのでわかり易いとも思います。
どのビジネスも根幹は同じで、どれだけ多くの人に喜んでもらえるか。
医者ではないとわからない、「これ新しいな」という新技術を日本に取り入れて行きます。
そもそも医者として、医者だけではないビジネスを進めている人は少ないですし、誰もやっていない新しい領域に関心が高いです。
今はAIとか人工知能など、インターネットテクノロジーが発展して、医者に頼らない医療も可能だと思っています。
テクノロジーを広めることで、人々の不幸を無くすことはまだまだ余地があります。
初期投資を考えたとしても、長い目で見れば、新技術を導入する方がはるかにコストダウンと収益アップに繋げることができる医療領域は、まだまだ可能性を秘めています。
◆ お金があるとできることって広がると思っていて、
お金を得て初めてできることは、世界に影響を及ぼすということだと考えています。
アイスバケットチャレンジ。賛否はあるにしても、記憶に新しいのではないでしょうか。
※ALSアイス・バケツ・チャレンジ (英: ALS ice bucket challenge) は、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するため、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、またはアメリカALS協会(英語版)に寄付をする運動。2014年にアメリカ合衆国で始まりFacebookなどのソーシャルメディアや、動画共有サイトのYouTubeなどを通して社会現象化し、他国にも広まっている。参加者の中には各界の著名人や政治家も含まれており、寄付金の増加やALSの認知度向上に貢献している。(Wikipediaより)
1年間で多くの資金が集まったことにより、この病気の研究がこれまで全ての累積した研究よりも、わずか1年で多くの研究が進んだのです。
病気が特殊なので、ターゲットが少なく、収支が難しいのでビジネス化しにくいから、そこにお金をかけない。
ビジネスとして、投資する意味が見つからないから、お金が掛けられないという話は世の中に多く存在しています。
例えば、これから人口爆発が進むと、農業なども重要になります。一歩前に進める手段として、お金が必要なので、そういう意味で、うまくお金を世の中の為に使っていきたい想いがあります。
◆ 目標の逆算ということを常に意識してきた、
この時期までに、こうするという目標設定は得意です。私は自分の苦手な部分も見つけることが上手いと思っていて、ビジネスでは、この時期までにこうしたいという目標があって、その為にはある意味、現役で東京大学に行くことも必要だと思っていました。
目標から逆算してやる、ということです。
私は経済の専門家ではないので、
各分野のスペシャリストと協力が大切だと思っています。
自分が一番得意なことをやる。
自分が全部やるのではなくて、自分にないものを持っている人を集めて、しっかりとお互いにリスペクトして、役割分担して行く。チームとは、そうあるべきと考えています。
受験の目標設定で言うと例えば、東京大学に行くことよりも、もっと目標を分割することが大切です。
デカルトの「困難は分割せよ」ではないですけども。私は小さい目標に分けて、成し遂げていくタイプです。受験に関してだけで言うと、塾がペースメイクしてくれるから、学校の授業は要らないですね。
一日中講義を聞くより、問題集をドンドン解くことで結果は見込めます。
将来立ち上げる医療事業は、まずは日本にビジネス基盤を作りたくて、それからアメリカに行ったら、より日本の基盤を活かせると考えています。
ただのアジア系アメリカ人になる気はありません。
シリコンバレーは投資家やVCも揃っていて、事業のレバレッジが効く可能性があります。
成長するには、同じ志を持つ人と同じ環境に身を置くことで、成長スピードは格段に高まりますね。
◆ 一応東大です、みたいのはナンセンス。
もっと自負すべきで、コンプレックスを持つ必要ないし、ナンセンスですね。
私は東大の中でも難関の理3を成績上位入学しているので、一応東大どころか、トップオブ東大だと思っているので、自信は正直あります。
これからの学生生活の中でビジネスという面で言うと、マッキンゼーとか、ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティングとか、会社として気になります。
ガッツリとビジネスを学べる環境には関心があります。
東大行って、東大っぽいのって、実は良いことかなと思っていて、東大に来て研究に打ち込むのは普通だと思います。
何のために東大行ったんだという話で、東大行って東大生っぽい活動するのは当たり前の話です。
皆さんが思う「東大生はコミュニケーションがちゃんと人と取れるのか」みたいな一般論は確かにありますけど。
◆ 目立つのは、好きですね。
一般的に東大生がやるから面白いみたいのって、実は全然価値なくて、世界を変えてベンチャー企業立ち上げて、たくさんの人に喜んでもらえることの方にしか興味ないです。
東大生でベンチャー企業やっているから凄いね、の方が正直嬉しいですね。
東大生に限らず優秀な若者が官僚ではなく、外資系に入る流れが加速しているということで思うことは、外資系に入る人が増えたのは単に世界のグローバル化が進んでいるということで、官僚叩きによって、賢い人を失墜させて、若くて賢い人が官僚になりたがらないというのはあまり良くないことだと感じています。
官僚がお金貰い過ぎとか、官僚には特権がどうのとかを一般人が掘って叩くというのはナンセンスです。
官僚は国を動かすという重要な役割なわけだから、一般人が軽い発言をすべきではないとも思います。
官僚には高い報酬を出して、優秀な人財を集める方が長い目で見て国益になると感じます。
官僚はお金をもらえなくて、特権もなければ、優秀な人財が外資系に流れるのは、ある意味で当然な話。外資が悪いというわけでは無くて、軽率な官僚叩きみたいのはナンセンスですね。
◆ 起業家志望とか、いつかやりたいんですって何??って話なんですよ。
医者ってレールがあって、研修医をやって、医者になる。このレールがセオリーです。
レールを脱線するにも、ちょっとずつ脱線する方が難易度は低いと思っています。
そのレールを脱線するハードルを下げるために、学生起業しています。
Webアプリ開発をして、ターゲットを学生限定に絞って需要と供給を満たすサービスです。
大学生なんて、暇なんだから、やりたければやるというのがセオリーですね。
起業家志望とか、いつかやりたいみたいな人で、結局やらない人って、単にやりたくないのかなって。
何か新しいことに踏み出すこと自体にはリスクはないわけなので。
もし、リスクがあるのであれば、できるだけリスクはない状態でやるということを考えるべきです。
例えば、サラリーマンなら週末起業してみるとか、学生なら知り合いや身内だけでまずはできることをやってみるとか。
何かやりたいと言って、いつまでもやらない人は、本当はやりたくないんじゃないかって思うくらいで、何もない日曜日に散歩行こうかなと言って、散歩しないのと同じ次元ですね。
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